お悩み別ガイド
ホームページの文章が書けない。
書くのではなく、AIに「聞かせて」作る。
「会社の強みを書いてください」と言われて手が止まる。書きかけの「代表挨拶」が半年下書きのまま——。このページでは、自社のことほど書けない理由と、AIを聞き手にして強みを言語化する手順、そして書いた後に読まれるための導線までを整理します。
自社のことほど書けないのは、能力の問題ではない
ホームページの文章が進まないのは、文章力の問題ではないことがほとんどです。構造的な理由が3つあります。
- 当たり前になりすぎて、強みが見えない。創業から続けてきた工夫は本人にとって「普通のこと」。「即日対応? そんなの当たり前でしょう」——顧客には当たり前ではないのに。
- 読み手が誰か決めていない。新規客・求職者・取引先の全員に向けて書こうとすると、誰にも刺さらない敬語の壁になる。
- 白紙から始めている。「さあ書くぞ」と白いページに向かうのは、プロのライターでも一番つらい工程。日常業務の合間には成立しない。
この3つはすべて、「書く」を「話す」に変えることで回避できます。それがAIとの対話です。
AIとの対話で強みを言語化する手順
ポイントは、いきなり「会社紹介を書いて」と頼まないことです。材料を渡さずに書かせると、どの会社のサイトにも貼れる無難な文章が返ってきます。先にAIへ「うちの会社に取材する記者として、質問を1つずつして」と役割を渡し、自分は話すだけ。「同業他社が断る仕事で引き受けているものは?」といった質問に答えるうちに、自分では当たり前すぎて書けなかった強みが言葉になっていきます。
専門用語を「顧客の言葉」に翻訳する
もう一つAIが効くのが用語の翻訳です。書き手はつい「溶接歪みの矯正」「基幹システムのリプレース」と業界の言葉で書きますが、顧客が検索するのは「鉄の板が反ったのを直したい」「会社のシステムが古くて困る」という生活の言葉です。下書きをAIに渡して「この業界を知らない50代の社長が読む前提で、専門用語を言い換えて。ただし正確さは落とさないで」と指示すると、この翻訳作業が数分でできます。言い換えの結果が業界的に不正確になっていないかの確認だけは、人の仕事です。
書いた後の「誰にも見られない」問題
文章が完成しても、それだけでは読まれません。書く前に、次の2つを決めておくことをおすすめします。
- 読まれる経路。検索で見つけてもらうのか、SNSや名刺・請求書のQRコードから誘導するのか、既存客の紹介時に「詳しくはここに」と示すのか。経路によって、書くべきページの種類が変わります。検索狙いなら「よくある質問」への回答型が書きやすく、読まれやすい題材です。
- 読んだ後の受け皿。読んで興味を持った人が次に取る行動——問い合わせフォーム、電話、LINE登録——をページの終わりに必ず置きます。せっかく良い文章でも、出口がなければ読んで終わりです。
向いている会社 / 効果が限定的な会社
| 向いている | ホームページはあるが文章が最小限のまま/「強みを言葉にできない」自覚がある/顧客からよく聞かれる質問が思い浮かぶ/話すのは得意だが書くのは苦手な経営者 |
|---|---|
| 効果が限定的 | そもそもホームページが無い(先にサイトの器づくりから)/受注が既存の紹介・系列で完結し、新規に見られる必要が業態上ない/書いた後の受け皿(フォーム等)を置く予定がない |
よくある質問
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AIに「うちの会社の紹介文を書いて」と頼んだら、ありきたりな文章しか出ませんでした。
頼み方の問題です。材料を渡さずに書かせると、どの会社にも当てはまる文章になります。先にAIに質問させて自分が話し、その答えを材料に書かせる順番に変えると結果が大きく変わります。AIは作家ではなく聞き手として使うのがコツです。
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文章を書く社員がいません。社長が話すだけでも作れますか?
作れます。むしろ一番詳しい人が話すのが近道です。スマホの音声入力やAIとの音声対話で話した内容を、AIが文章に整える分担にすれば、「書く」作業そのものはほぼなくせます。最終チェックだけは人が行います。
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AIが書いた文章をそのまま載せて問題ありませんか?
事実確認は必須です。AIは実績や数字をもっともらしく創作することがあるため、書かれていない実績が混ざっていないか、誇張表現になっていないかを人が確認します。事実の裏付けのない「地域No.1」のような表現は削ります。
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文章ができたら問い合わせは増えますか?
文章だけでは増えないことが多いです。読まれる経路(検索・SNS・既存客の紹介など)と、読んだ人が次に取る行動の受け皿(問い合わせフォームやLINE)がセットで必要です。書く前にこの導線を決めておくことをおすすめします。
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何から書き始めるべきですか?
会社案内よりも「よくある質問」のページからをおすすめします。顧客に実際よく聞かれることへの回答は、材料が既に自分の中にあるので書きやすく、検索で読まれる可能性も高い題材です。
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