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議事録・日報・報告書を、
AIにどこまでまかせられるか。

1時間の会議のあと、議事録の清書にさらに1時間。夕方には日報、月末には報告書——。書く仕事が本業を圧迫している会社は少なくありません。このページでは、録音から文字起こし・要約までの流れと、日報・報告書のAI下書き、そして機密会議を扱うときの注意点を整理します。

議事録:録音→文字起こし→要約の流れ

議事録作成の負担は「聞きながらメモを取り、後で思い出しながら清書する」という二度手間にあります。AIを使うと、この流れが次のように変わります。

  1. 録音。会議をスマホやパソコン、Web会議ツール(ZoomやGoogle Meetなど)で録音します。対面会議なら机の中央にスマホを置くだけでも始められます。
  2. 文字起こし。AIが音声を文字にします。誰の発言かの区別(話者分離)ができるツールもあります。
  3. 要約。文字起こし全文から、決定事項・宿題(誰が・何を・いつまでに)・持ち越し事項を抜き出して、議事録の形に整えます。
  4. 人が確認。出席者が決定事項・金額・期日・固有名詞を確認して配布します。
これまで 会議中にメモ 議論に集中できない 記憶を頼りに清書 会議1時間+清書1時間 数日後に配布 「誰がやるんだっけ」が再発 AIを組み込んだ後 会議を録音 議論に集中できる AIが文字起こし 発言者ごとに全文化 AIが要約 決定事項・宿題・期日 人が確認・配布 期日・固有名詞を点検 書く仕事はAIへ。人は「決まったことが正しく残っているか」の確認役に
議事録作成の before / after。当日中の配布が現実的になる

効果はふたつあります。ひとつは清書の時間がなくなること。もうひとつは、メモ係だった人が会議そのものに参加できるようになることです。少人数の会社ほど、メモ係が実は一番の論客だった、ということが起きています。

日報・報告書:テンプレ化とAI下書き

日報や月次報告書は、議事録と違って毎回ほぼ同じ構成です。ここでは「テンプレ化」と「AI下書き」を組み合わせます。

注意点はひとつ。誰も読まない日報をAIで速く書けるようにしても、無駄が速くなるだけです。導入のタイミングで「この日報から何を知りたいのか」を見直すことをセットにするのをおすすめします。

機密会議の扱い:AIに入れない会議を先に決める

録音と文字起こしは、外部のAIサービスに音声データを送ることを意味します。始める前に、次の2段階のルールを決めておきます。

また、取引先との商談を録音する場合は、相手への断りを入れるのが基本です。無断録音は、たとえ社内目的でも信頼を損ねる可能性があります。

POINT 議事録のAI化で一番価値があるのは、時間短縮よりも「決定事項と宿題が毎回同じ形式で残ること」です。「あれ、誰がやるんだっけ」という蒸し返しが減り、会議の決まったことが実行される率が上がりやすくなります。形式を揃えることまで含めて設計するのがコツです。

こんな会社に向いています / 向いていません

向いている定例会議が週1回以上ある/議事録の清書に30分以上かけている/日報・報告書の提出が義務で書く負担が大きい/「言った言わない」「誰がやるか曖昧」が起きがち
効果が限定的会議がほぼなく立ち話で意思決定が完結している/記録を読む文化がなく、書いても誰も見ない(先に運用の見直しが必要)/機密性の高い会議が大半で録音自体を避けたい

「書いても誰も見ない」が根本原因の場合、AIより先に報告の項目と流れの見直しが必要です。その整理からの支援も可能です。

よくある質問

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