お悩み別ガイド

納品後のアフターフォローができていない。
「売って終わり」を仕組みで変える。

納品や施工が終わると、次に連絡するのは相手から不具合の電話が来たとき。その間に、点検も買い替えも消耗品も、別の会社に流れている——。このページでは、納品後の定期連絡を自動化する方法と、フォローが自然に次の受注へつながる導線、押し売りにならない距離感の作り方を整理します。

なぜ「売って終わり」になるのか

フォローができていないのは、意識の問題ではなく構造の問題です。

一方で、既存のお客様は自社の仕事ぶりを既に知っている相手です。新規開拓に比べて、次の仕事につながる可能性がもともと高い層への接点が、構造的に放置されているのが「売って終わり」の実態です。

フォローを「記憶」から「仕組み」へ

納品日を起点に、連絡が自動で流れる設計 納品・施工完了 1〜2週間後 数か月後 1年後 使い方フォロー 「お困りごとは ありませんか」 消耗品の案内 「交換時期の 目安です」 点検のご案内 「1年経ちました。 調子はいかがですか」 返信があったら人が対応 点検・修理・買い替えの相談へ 次の受注 売り込まずに生まれる 送るきっかけの管理は自動、返信への対応は人。この分担で「後回し」がなくなる
納品日を起点にしたフォロー連絡の設計例。時期と内容は商材に合わせて決める

1. 顧客と納品日の一覧を作る

土台は「顧客名・連絡先・納品日・納品したもの」の一覧です。請求書の控え、工事台帳、販売記録——既存の記録から一覧を起こす作業は、AIに手伝わせれば大きく時短できます。この一覧がないと、どんなツールを入れてもフォローは回りません。

2. 納品日を起点に連絡を予約する

「納品の2週間後に使い方フォロー」「10か月後に点検案内」のように、納品日からの経過で送る連絡をあらかじめ決めておき、メール配信やLINE公式アカウントの仕組みで自動送信します。人が覚えておく必要がなくなるので、「後回し」が構造的に消えます。

3. 文面のひな形はAIで作る

使い方フォロー、消耗品案内、点検案内——それぞれの文面のひな形は、商材と顧客層を伝えればAIが下書きを作れます。一度ひな形を作れば、あとは回り続けます。季節の挨拶を兼ねた文面への差し替えなども、AIなら数分の作業です。

4. 返信があったら人が引き取る

自動化するのは「送るきっかけ」までです。「そういえば調子が悪くて」「そろそろ交換かな」という返信への対応は人の仕事で、ここが次の受注の入口になります。返信を見落とさないよう、通知先と対応する担当だけは決めておきます。

POINT 押し売りにならない距離感の原則は「役に立つ情報+返事はしなくていい設計」です。点検時期や消耗品交換の目安は、相手にとって必要な情報の提供であって営業ではありません。「必要なときだけご返信ください」という一文を添え、売り込みの文言を入れない。それだけで、同じ連絡でも受け取られ方が変わります。

向いている会社 / 効果が限定的な会社

向いている点検・消耗品・メンテナンスなど納品後に発生する需要がある商材(設備、機械、住宅設備、車両、OA機器など)/既存客からの紹介やリピートが売上の柱になりうる/顧客の連絡先と納品記録が何らかの形で残っている
効果が限定的一度きりの取引で再購入・保守の余地がほぼない商材/顧客の連絡先をそもそも取得していない業態(この場合は連絡先を受け取る仕組みづくりが先です)

よくある質問

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納品しているもの・顧客数・いまの記録の残り方を伺えば、どの時期にどんな連絡を自動化すると効きそうかをお伝えできます。売り込みはしません。LINEで現状を送っていただくだけで大丈夫です。

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